夏は夜。月のころはさらなり【XSR700】
2025年8月1日 東海・北陸
連日のように暑い日が続く。
こんなときは高原の避暑地へのツーリングに憧れるが、もっと身近な避暑はできないだろうか。
そうだ 夜はいくぶん涼しそうだ・・・。
清少納言も『枕草子』で詠んでいた。
「春はあけぼの。夏は夜。」と。
仕事終わりはまだ明るかったが、陽が少し傾いて日差しは少し柔らかい。
ヤマハ バイクレンタル名古屋徳川で今回の相棒XSR700とご対面。
時代に左右されないオーセンティックなスタイル。
いたるところに「サークル」モチーフがあしらわれており、ヘリテージ感を味わえる。
そして走り出せば、実用域でもCP2エンジンの心地よい加速感と駆動感が味わえる。
XSR700は見ても、走っても堪能できるバイクだ。
港に向かって1時間ほど走る。
日中と比べると日差しも、風もやさしくなっていくのが体で感じられる。
そんなに遠くまで走ってないのに、どこか旅に出ている感覚になる。
日常から少しだけはみ出てみる。
バイクを走らせるだけで手に入る愉悦。
XSR700はそんな気にさせてくれるのに、うってつけの1台だ。
夜のとばりが降りる、そのほんの少し前
「マジックアワー」ともいわれる束の間の特別な瞬間。
周りには誰もいないから、この景色を独り占めしているような贅沢な時間。
辺りもすっかり暗くなり、昼間の暑さが嘘のように、走れば少し涼しさを感じるほど。
メーターの気温計は「28℃」
エンジンの熱がありがたいと思えるのも、ナイトライドならではだ。
港近くの発電所が闇に浮かび上がる。
昼間は気にも留めないその建造物も、夜はまた別の顔を見せる。
そのあまりの異様さに、何故かしばし見とれてしまう。
公園の自動販売機でのコーヒーブレイクはライダーのお約束?
XSR700を遠目で眺めながらの至福のひとときを過ごし、
野良猫にサヨナラしたら、そろそろ家路につく時間だ。
清少納言は『枕草子』で“季節の一番”を詠った。
春はあけぼの。夏は夜。秋は夕暮れ。冬はつとめて。
平安の時代にバイクはなかったが、令和の時代には、バイクはいつだって、季節の一番を感じながら走る。
春夏秋冬、楽しみは尽きない。
「夏は夜。月のころはさらなり、闇もなほ、ほたるの多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。雨など降るもをかし」
でもどうか雨だけは勘弁いただきたい。
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