温暖で穏やかな瀬戸内の海に心癒されるのんびりツーリング
2022年11月29日 中国・四国
こんにちは。ヤマハ発動機販売・井下田です
今回はYSP岡山 さんで、MT-03をヤマハ バイクレンタルしてきました！
【岡山といえば吉備団子！？】
岡山と言えば、やっぱり吉備団子！
まずはYSP岡山さんの近くにある吉備団子屋の老舗・廣榮堂(こうえいどう)さんへ向かうことにしました。
予想以上の渋滞と、路面電車に戸惑いながら、YSP岡山さんから北西にわずか2.5kmほど。
市内を流れる旭川を挟んですぐのところに廣榮堂・中納言本店はありました。1856年創業、吉備団子の元祖だそうです。
店頭販売のほか、喫茶スペース「廣榮堂茶房 ひねもす」があり、「むかし吉備団子セット」（300円）をいただきました。ほんのり甘くてもっちりした求肥がおいしくて、また吉備団子に合わせたというブレンドのお茶は、今まで飲んだことのない不思議な甘みで、一滴残らず飲み干してしまいました。
ぜんざいやホットケーキ風どら焼きなど、気になるメニューがたくさん！ 出発して間もないのに腹ごしらえするのも・・・ですので、店頭で焙煎して淹れてくれる“ひねもすコーヒー”をいただきながら、行き先を検討することに。
廣榮堂 中納言本店
岡山市中区中納言町7-32
TEL.086-272-2268
https://koeido.co.jp/shop/chunagon/
【そうだ、島に行こう！】
岡山の観光地として真っ先に思い浮かんだのは、後楽園や倉敷の美観地区でしたが、限られた時間内で、バイクで走って楽しそうなところはどこだろう？ と地図を眺めていて見つけました。 船を使わずに渡れる島がある！
備前市の南、鹿久居島（かくいじま）とその先の頭島（かしらじま）です。
岡山市内と備前市とを結ぶ岡山ブルーライン（県道397号）を進みます。
このブルーライン、名前から想像して、海沿いを走るのかと思いきや・・・。ほとんどが田園風景と山間部 ( -_-)遠い目
国道2号の迂回路的な役割もあるらしく、大型トラックの通行も多く、景色をのんびり楽しむゆとりはありませんでした。
【道の駅でちょっと一休み】
30分ほど走ったところで、岡山ブルーラインの途中にある「道の駅 一本松展望園」にて一休み。
展望園というだけ、あります。ここから見渡せる瀬戸内の海の美しさと言ったら！
時間を忘れ、ただただぼーっと、眺めていられるほどです。
ミニ鉄道公園やレストラン、JAの直売所もあって、油断していると、時間が飛んでいきます。
道の駅 一本松展望園
瀬戸内市邑久町尻海3539
また来てニャ♡
【橋のお陰でバイクのまま手軽に島に行けます】
岡山ブルーラインを備前で降り、
備前♡日生大橋（びぜん ひなせ おおはし：ハートマークがつくのが正式名称らしいです）を渡って
鹿久居島へ。
つづいて、鹿久居島と頭島を結ぶ頭島大橋をズンズン行きます。
橋からは、カキを養殖しているいかだがあちこちに浮かんでいるのが見えます。
暖かい天候もあいまって、本当にのんびり♡ゆったりした気分です。
島の中央に位置する、たぬき山展望台。
展望台の周囲はお墓で、人気のない階段が、少しおどろおどろしかったのですが
展望台につけばこの通り！ ぐるーっと瀬戸内海を堪能できます。
水面がきらきら煌めいて、気持ちがじんわり安らいでいきます。穏やかな景色にいつまでも見入ってしまいます。
小豆島を筆頭に周囲の島々はもちろん、四国まで見えそうな眺望の良さでした。
展望台への道は狭くて急勾配なので
1kmほど西にある市営駐車場に停めて、散策しながら行くのも良さそうです。
頭島は周囲4kmほど。
気の向くままに走っても「あ、ここ、さっき走ったところだ！」という道に繋がっており、迷わずにすみます。
島内では、カキの養殖に使われるホタテ貝の貝殻をあちこちで見かけましたし
“カキ推し”な看板もちらほらだったので、「カキオコ」というカキ入りのお好み焼きを食べたかったのですが、時間が合わず断念。
気分転換にバイクで走るには、のんびりした島の風情は最適でした。
【おまけ情報その1：みなとの見える丘公園】
岡山ブルーラインを降り、備前♡日生大橋を渡る手前の楯越山（たてこせやま）頂上付近に、日生港など、辺り一帯が見渡せる「みなとの見える丘公園」があります。
駐車場は少しガレた未舗装路ですし、山頂までの道は舗装されているものの濡れた落ち葉などで少し滑りやすいので、注意が必要でしたが
海と空と太陽の光と行き交う船が織りなす眺望は、これまた飽きずにずっと眺めていられる見事さ。もう少し明るい時間に立ち寄りたかったですね。
【おまけ情報その2：鷲羽山展望台】
瀬戸内海を楽しむスポットとしては鷲羽山（わしゅうざん）展望台もおすすめです。
YSP岡山さんから南に40kmほど。
第一展望台と第二展望台があり、
鷲羽山レストハウス（倉敷市下津井田之浦1-1）がある第二展望台に立ち寄ったのですが
瀬戸大橋を眺めながら食事がいただけるのです。
海鮮おこげと点心蒸籠 2,200円（税込）
お邪魔した日は2階の宴会場が開放されており、自由に休憩できるようになっていました。
【おまけ情報その3：四つ手小屋】
YSP岡山さんから10kmほど南、児島湾に面した防潮堤沿いに小屋が並んでいました。
これ、四つ手小屋と言って、大きな網を使って魚をすくい、小屋に獲れたてをその場で調理して食べるんだそうです。夕方から朝まで滞在して1棟10,000円くらいから利用できるようです。
仲間とツーリングしつつ利用しても面白そうでした。
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半日ほどの限られた時間だけでしたが、穏やかな瀬戸内の海にすっかり癒されたプチツーリング。ぜひまた瀬戸内周辺でゆっくりしたいと思いました。
【レンタルしたバイク：MT-03】
岡山ブルーラインのように大型トラックが行き交い、そこそこ流れが早い道や、岡山市街の渋滞路に、島の狭くて急勾配、落ち葉が山積し、時折舗装もガタガタ、スリッピーでバンピーないろんな状態の慣れない道を走るには、軽快なハンドリングと低速トルクを備えたMT-03はうってつけ。景色を見る余裕もあって、走って楽しく、悪路でも安心でした。
【レンタルしたショップ】
YSP岡山
岡山市北区岡町13-22
TEL. 086-225-0769
営業時間：10:00～19:00(サービス受付～18:00まで)
定休日：毎週月曜日・第1日曜日
JR・大元駅からは1km、路面電車（岡山電気軌道）の清輝橋からは800m、岡山大学病院のバス亭からは550mと、公共交通機関を使ってのアクセスが便利ですが、駐車場も完備しているので車を置いてのレンタルも可能です。
今回のツーリングルートはこちら
走行距離は約160km。
※2022年11月時点の情報です