Myバイクで出かけるようにたっぷり楽しめる24時間バイクレンタル。立山連峰の存在感に圧倒された富山&金沢ツーリング

2022年4月28日 東海・北陸

こんにちは。ヤマハ発動機販売・井下田です。

先日、YSP富山さんで、15時から24時間YZF-R25ヤマハ バイクレンタルしてきました!
お店に伺うと、YZF-R3をレンタルされる先客の方がいらしていました。

お友達がバイクの免許を取得し、本日初めての公道デビュー!!(パチパチパチ)とのことで、仲間でお祝いツーリングに出かけるのだとか。結婚を機にバイクを手放してしまったことから、今回バイクレンタルを利用することにしたそうです。

ヤマハのバイクレンタルでは、ご希望の方にリアキャリアを無料でお付けしています。荷物やヘルメットが手軽に収納できて、結構便利。

ツーリングに一緒に出かける友達になぜか見送られて出発!!
みなさんで能登方面に走りに行かれるとのことでした。

さてさて。
事前にネットで予約しているので、手続きは簡単。

車両の取り扱いを一通り聞いたら、さぁ!出発です。
富山・石川方面で出かけるなら、やっぱり兼六園は外せませんよね。そして千里浜なぎさドライブウェイで夕陽を眺めよう!ということで、まずは兼六園を目指しました。

【富山城址公園で桜を愛でる】

富山市内を進みます。信号待ちなどでふと四方を見晴るかすと、立山連峰が。最初、壁?かと見間違ったほどのその威風堂々たる姿、たまりません。生まれて初めて、山がカッコイイ!と思いました。

兼六園の前に。ちょうど桜の頃合いでしたので、YSP富山さんからすぐの富山城址公園に立ち寄ってみます。

富山城址公園:富山市本丸1

富山市営城址公園駐車場は、バイクも車同様に駐車が可能です。
公園周りは一方通行なので、少し行きすぎたりして、ちょっと道を間違えるだけでも、ぐる〜っと回ってこなければならないので、どうぞご注意を。

車1台のスペースに止めてくださいとのことで、堂々と駐車させていただきました。
料金は四輪車と同じ1時間330円です。

城址公園の脇を流れる松川。川べりには見事な桜並木が続きます。その数、約500本とのこと。
川面から見上げる船上花見もいいなぁと、後ろ髪ひかれる思いでしたが、兼六園目指し早々に切り上げました。

【兼六園へ】

ヤマハ バイクレンタルの車両は全て※ETCを搭載しています。ETCカードさえ持参すれば、高速利用も快適・便利です。
※高速走行可能なモデルのみ (排気量125cc以上のモデル)

だんだん姿を小さくしていく立山連峰の姿。それでも存在感はハンパありません!

金沢市内に入ると、桜の時期ということもあってか、平日とは思えないほどの混みようです。

兼六園には、7カ所の入り口があるそうですが、桜ヶ岡口の脇にバイクや自転車を止められる駐輪場があります。

百万石通りから駐輪場に続く道へ、Uターンするような格好で曲がる上に、「この先一般駐車場ありません」の表示があるので、本当にここでいいの?と思うような細い道を入ります。


兼六園:金沢市兼六町1

入場料:大人320円
安い!と思いましたが、なんと訪れた日は、観桜期とのことで無料でした。

桜ヶ岡口から入ると、兼六園といえば、この景色! と言える霞ヶ池に直ぐ行き当たります。
日本三名園のひとつであり、国の特別名勝に指定されているだけあって、「見事!」です(ボキャブラリー少ない・・・)。

桜も咲き誇り、手入れの行き届いた日本庭園は確かに美しい!

でもやっぱり花より団子でしょう。出世茶屋“清水亭”を見つけましたので、ひと休みです。
みたらしだんご2本(お茶付)で400円。

通常、こういう時は「兼六だんご(食べると出世できるとも言われている。普通のおだんごと、よもぎだんごとが1本ずつで、きな粉をまぶしていただく)」を注文するんでしょうけれど、みたらし好きとしてはやっぱり外せませんでした。

モッチモチのおだんごに、とろーり甘辛のみたらしあんの美味しかったこと。あと2皿は軽く行ける感じでした。

春うららかな園内をもう少しゆっくり観賞したいところですが、千里浜なぎさドライブウェイで沈む夕陽を見ながら青春気分を満喫したいので、先を急ぎます。

【千里浜なぎさドライブウェイで青春ごっこだ?】

当初は、河北潟メタセコイア並木を通って千里浜なぎさドライブウェイに向かう予定でしたが、気づけば夕暮れが迫ってきているではありませんか!

のんきにおだんごなんぞ食べていたからですが、予定通りにいかないのがツーリングの面白みでもあったりするので、これはこれでいいのです。(本当に?)

国道159号線を走っている段階で、すでに日が沈みかけています・・・。これ、絶対間に合わないパターンです。

金沢と能登半島を結ぶのと里山街道にたどり着いた時点で、この暗さ。

のと里山街道沿いの道の駅・高松に到着したのが18:40。水平線がほんのり夕陽に照らされています。

18:50、千里浜なぎさドライブウェイの今浜口に到着。すっかり日が落ちて真っ暗闇です。どこまで波が寄せているのか判別つかず、海に突っ込んで藻屑となるわけにもいきませんので、のと里山街道に戻り、今日の宿にしたいと思っている和倉温泉に向かいました。

予定では青い空に青い海

ヤッホーーーォ!
とか叫びながら駆け抜けるはずだった千里浜なぎさドライブウェイ。

のと里山街道は、自動車専用道路なので、場所によっては最高速度80km/hのところもあり、伸びのいい2気筒エンジンの気持ち良さを楽しみながら40分ほどで和倉温泉に到着。

翌朝のツーリングに備えて、夜、移動しておくって、時間を節約した感じがして良いですよね。
あっちもこっちも欲張って行こうとしたことを反省しつつ、温泉で汗を流し、そそくさと布団に入りました。

【能登島散策】

一泊でレンタルしている魅力の一つが、朝早くから出かけられることです。

昨夜、欲張っちゃならん、と自戒したはずなのですが、朝陽が拝めないかと能登島大橋ロードパークへ。1982年4月に開通し40周年を迎えた、七尾市側と能登島とを結ぶ能登島大橋が、だんだん姿を現してきます。

ゆっくり空が白み始めたと思ったら、そこからスルスル、アッという間に日が昇ってしまいました。

少し肌寒かったのですが、そのまま能登島大橋を渡って能登島へ入ります。
能登島大橋は長さ1キロほどと角島大橋より短めですが、穏やかな海の表情を眺めながらバイクで走り抜ける爽快感は、甲乙付け難いところです。

島なら適当に走っても大丈夫だろうと、地図も確認せず、気ままに走ります。

意外と上り下りのあるゆるいカーブの道が多く、バイクを走らせるのが楽しいのです。

道の駅・のとじまにたどり着くも、朝早すぎて・・・。

能登島と本州とを結ぶもう一つの橋、ツインブリッジのとに行ってみることにします。

本州側の橋のたもとに長浦うるおい公園があり、ツインブリッジのとがきれいに臨めます。

七尾湾の海の色の深さにただただ感激しっぱなしです。

【氷見漁港の新鮮な魚を食べたい】

さてさて。本日の目的は“氷見で美味しい魚を食べる!”です。

宿に戻って荷物を積んだら氷見に向けて出発!
道中、あちらこちらに桜が咲き誇り、春爛漫な景色が楽しめて大満足です。

この辺りの家屋は、濡れたように艶やかな黒い瓦屋根が印象的。

1時間も走らずに氷見漁港に到着。

氷見漁港2F 魚市場食堂を発見!ちょうどお昼時でゲキ混みでしたが、発券機で受付をすませ、近くの道の駅・氷見へ。すでに30組くらい待っているようでしたが、順番待ちが近くなると、登録したメールに連絡を入れてくれるということなので、安心してその場を離れられます。

道の駅・氷見には、お土産屋さんやお寿司やさんなどの食べ物やさんが入る氷見漁港場外市場「ひみ番屋街」や

無料で利用できる足湯があったりして

あっという間に時間が過ぎていきます。

道の駅・氷見の反対側には比美乃江公園があり、その展望台から

立山連峰がきれいに見えます。
海の向こうに壁のような山が見えるって、なんだか不思議な感覚です。

氷見市は、藤子不二雄A先生のふるさととのことで、比美町商店街がまんがロードになっています。

町中に無料の駐車場がありますが(下がジャリなのでバイクは停めにくいです)、道の駅・氷見にバイクを置いて歩いても15分ほど。
忍者ハットリくんや怪物くん、プロゴルファー猿に喪黒福造など、藤子不二雄A先生のキャラクターが、通りの至る所にいて、楽しませてくれます。

マンガロードにある、藤子不二雄A先生の世界を堪能できる氷見市潮風ギャラリー(藤子不二雄Aアートコレクション)。ちょうど前々日に鬼籍に入られたタイミングだったため、献花であふれていました。

まだまだゆっくり散策を楽しみたいところでしたが、魚市場食堂から、「間も無く順番待ちの呼び出し時刻」との連絡が入ったので市場に戻ります。

待ちに待ったお昼!! 何を食べようか? ここは手堅く名物と謳われている「氷見浜丼」で。

土鍋の漁師汁が付きます。これで1人前。魚のあらやつみれがたくさん入っていて、丼モノが来る前に満足してしまいそう。

たら〜ん! 氷見浜丼やわやわ盛(並盛):1,870円
カガミダイにアジに、ブリ、イワシ、あとは・・・。
とにかく魚が新鮮でぷりっぷり、ねっとり甘みもあってあっというまに平らげてしまいました。

魚市場食堂というだけあって、1階は本当に魚市場です(いまさら・・・)。

【YSP富山さんに帰る!】

返却時間を考えると、そろそろYSP富山さんに戻った方が良さそうな時間です。

せっかくなので、戻る道すがら雨晴(あまはらし)海岸を通ります。
近くの道の駅・雨晴にバイクを停め、踏切を渡って海岸側へ。
ソフトクリームでも食べたいなぁという陽気でしたが、とにかく人が多く、今回は諦めました。

海岸から見える立山連峰。力強い存在感、ハンパないです。

ん?
目を凝らしてみると、なんだか遠くにかっこいい橋が!

レンタル手続きをしていた時にYSP富山さんで話題に出ていた「新湊大橋」に違いない!
帰りの道沿いでもあるし、これは行くしかないでしょう!と国道415号線を進みます。

新湊大橋は、富山新港に架かる日本海側最大の2層構造の斜張橋。日没30分後から22時まで毎日ライトアップしているそうで、今度は夜景を見てみたいと思いました。

富山市内、開けたところからは大抵、立山連峰が見えます。その猛々しさたるや!!

町中を流して走るだけでも気持ち昂まる町・富山って感じです。

あっという間の返却時刻。その前に給油をお忘れなく!

走行距離を確認し、車両チェックを終えたら、返却手続きも、あっという間におしまい。
24時間、まるっと使えるツーリングは、やっぱり満足感が違いますね!

【レンタルしたショップ】

YSP富山
富山市上飯野41-14
TEL: 076-452-5670
営業時間:10:00~19:00
休業日:毎週水曜日

県道56号富山環状線に面し、また3月に富山駅から一つ目「新富山口駅」(のあいの風とやま鉄道線)が近くに開業し、バイクや車に加え、電車でのアクセスも良好です。

店長の叶井 優さんが、日程や好みにあわせて、最適なツーリングスポットを色々教えてくれますので、お気軽に相談してみてくださいね。 バイクレンタル利用者のなかには、諸事情で今、所有はできないけれど、月に1度の自分へのご褒美として、好きなバイクを借りてツーリングに行くのを楽しみにしている方もいらっしゃるそうです。

今回のツーリングルートはこちら


今回の走行距離は約260km。

※2022年4月時点の情報です

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