ラクして楽しもう、北の大地!8月末までうにシーズン。 ヤマハ バイクレンタル おすすめプチ・ツーリングコース 北海道・小樽編
2019年7月17日 北海道・東北
こんにちは、ヤマハ発動機販売・井下田です。
先日、従兄弟の結婚式で札幌へ。この時期、北海道をバイクで走ったら気持ちがいいだろうなぁ......。そうだ、「ヤマハ バイクレンタル」の札幌店が6月からオープンしていたんだ!と思い出し、サクっと予約しちゃいました。
北海道までは飛行機で。式の前日に札幌入りのスケジュールでしたので、早めの便に変更し、10時すぎくらいにはツーリングに出発する予定でしたが、あいにく飛行機が遅延。
受付カウンターに到着できたのは11:30頃。
手続きをサクサク済ませて、装具類一式も借りて、トイレも済ませ、出発した時はお昼でした。
慣れない道を行くので、扱いやすい車両がいいなと、今回「MT-25」を8時間レンタル(10,300円・税込)。予約していた時間からすっかり遅れてしまったのですが、レンタル時間をスライドしてくれて、営業終了時間の19:00まで借りることにしました。
短時間でこの時期の北海道を満喫できるおすすめスポットをスタッフの吉成さんに伺ったところ「今の季節はゼェ??ッタイ、うに! 小樽の青塚食堂さんにぜひ行ってみてください」と即答いただきました。
【目的地その1:小樽・青塚食堂】
小樽を目指して出発! 少々雲行きがあやしいのが不安でしたが、北上し環状通経由で国道5号線に出て、札幌北ICから札幌と小樽を結ぶ札樽自動車道に乗ります。
札幌市内は思ったほど渋滞していませんでしたが、慣れない道ですし、普段よりもいっそう安全運転で進みます。
交差点の住所表記が札幌っぽいですね。
ヤマハ バイクレンタルの車両は基本ETC付きなので、ETCカードを持参すれば、高速利用も便利です。
2気筒らしいドコドコ感がありながらも、高回転域までスムーズで伸びのあるエンジンが楽しいこと!
この辺の注意動物は、「鹿」なんですね。
ヤマハ バイクレンタル札幌店から小樽インターまで40分ほど。
小樽インターが、札樽道の終点ですので、そのまま道なりに進むと、
5分くらいで"小樽といえば運河!"のあたりに到着します。
小樽港縦貫線に出るため右折したら、港が近かったのでちょっと寄り道。
ルートを戻し、目的地・青塚食堂さんを目指します。
おたる水族館の少し先に食堂があるので、水族館への案内を目安に進めば迷わないと思いますよ。
インター降りて15分ほどで青塚食堂さんに到着! ふぅ、お腹空いた!
刺身、生うに、焼き魚(「にしん」か「ほっけ」いずれか選べます)が一匹丸々ついた豊漁定食(3,240円・税込)やら
海鮮丼(2,998円・税込)やら
店先で焼く魚介類に惑わされますが
初心貫徹! 生うに丼(4,980円・税込)。「ばふんうに」か「むらさきうに」から選びます。
「小樽産!! うに始まりました」の張り紙に心が躍ります。
朝、目の前の小樽港に水揚げされたての"うに"です。
光ってます! やさしく甘い!
札幌市内から、ちょっと足を伸ばしたからこそいただける、このシアワセ?!
【ルートその1:青塚食堂】
■民宿 青塚食堂
北海道小樽市祝津3丁目210番地
TEL. 0134-22-8034
営業時間 10:00 ? 20:00(オーダーストップ19:00まで)
定休日 無し(年末年始及び春のメンテナンス時期は事前に確認を)
【目的地その2:積丹・ヤマシメ番屋】
お腹も心も十分に満たされたので、もう札幌に戻ってもいいなぁなんて思ったりして。
スタイリングを崩すのがイヤで、スポーツバイクには"ボックス付けない派"なんですが、旅先でヘルメットを気軽にしまえる便利さを実感してしまうと、ちょっと心が揺れますね。
青塚食堂さんの周辺・祝津エリアには、にしん漁が盛んであった時代の建物が点在しており、街並み散策も楽しそうでしたが
レンタルバイクのスタッフ・吉成さんにおいしいコーヒーが飲めるカフェ「鰊(にしん)伝習館ヤマシメ番屋」さんの情報をいただいていたので、積丹(しゃこたん)方面に向かうことに。
すると近くにYSP伏見さんのステッカーが貼られた京都ナンバーのマジェスティSを発見!
71歳のマジェスティSのオーナーさん。1年ちょっと前に購入して以来、すでに総走行距離は17,763kmだそう。
「昨年九州や四国を巡ったので、今年は京都から新潟・日本海側に抜け北海道へ。道内をずっと回り続けると疲れてしまうから、札幌を拠点に道内のスポットへ行ったり来たりしています」
バイク乗りというだけで、話が弾むから不思議です。
おたる水族館と祝津マリンランドの間を抜けると
小樽祝津パノラマ展望台がありました。
はるかに広がる、日本海の美しいこと!
日和山灯台(左)と小樽市鰊御殿(赤い屋根の建物)もよく見えました。
おっと、先を急ぎます。
国道5号線を経由し
道道228号線から
余市の外れを抜けて
国道228号線を積丹方面へ。
途中、北海道らしい垂直の屋根やら
外側線を示す矢羽根(正式名称は固定式視線誘導柱と言うらしいです)を目にしながら、ずんずん進みます。
「MT-25」は、アップライトなバーハンドルで扱いやすく、
旋回性にもすぐれ、機敏な走りが楽しめます。
またアップライトなポジションは、先が見通せて、知らない道でもとても快適でした。
景色を楽しみながら乗るには最高の相棒ですね。
今回のルートは、結構トンネルが多く
想像していたほど、海岸線の走行はありませんでした。
でも、ちょっとした駐車場が点在していたので、ちょいちょいバイクを止めて、休憩してしまいました。
海をぼーっと眺めていると、なんだか身体が軽くなりますよね?
そうこうしているうちに積丹町に到着!
「積丹ブルー」と称される澄んだ海を鑑賞できる、黄金岬というスポットがあるそうで
近くの観光案内所にバイクを止めて向かいました。
遊歩道を進みます。
途中、木々の切れ目から臨む、近くの美国漁港。
10分ほどで展望台に到着!
たら?ん?
気づけば16時を回っていましたし、空も雲に覆われて。
コバルトブルーに輝く海とはいきませんでしたが、それでも爽快な景色を堪能できました。
そうそう、積丹の目的はカフェでした!
美国港近くにある、鰊伝習館 ヤマシメ番屋さんに到着!
しかし! 営業時間が16:00まででした Σ( ̄ロ ̄lll)
パワースポット?のかわいい文字に踊らされ(!?)、黄金岬でわちゃわちゃしている場合ではありませんでした......。反省......。
ヤマシメ番屋さんは、明治末期に建設された鰊番屋を保存・活用した、無料で見学できる鰊文化伝承施設だそう。
斜め前に建つ、鰊漁の道具を保管していた石蔵と合わせ、「澗 HIROMA」として地元の人と外から訪れる人が集い、出逢う場を提供しているそうです。
【ルートその2:積丹・黄金岬】
■積丹・黄金岬
北海道積丹郡積丹町美国町
※近くに駐車スペースはないので、積丹観光協会(北海道積丹郡積丹町美国町船澗380-6)の駐車場を利用した方が良さそうです
■鰊伝習館 ヤマシメ番屋
北海道積丹郡積丹町大字美国町字船澗39番
TEL. 0135-48-5715
営業時間 9:00~16:00(5月~10月)
定休日 火曜日
【目的地その3:ヤマハ レンタルバイク札幌に戻る】
営業時間をちゃんとチェックしていなかった自身の甘さを反省しつつ、せっかくなので、周囲を少し流します。
黄金岬に向かう途中で眼下に見えていた美国港。ここから海の中を鑑賞できる「水中展望船 ニューしゃこたん号」に乗れるようです。
おっといけない! そろそろ出ないと19時帰着に間に合わなくなりそう。
どこかで陽が沈む場面に出会えないかなぁと思いながら海沿いを走りましたが
うーん。雲が多くて残念でした。
帰りは、国道229号線、国道5号線と、基本、来た道を戻るのですが、余市から後志(しりべし)自動車道を使います。後志道は現在、小樽から余市まで開通していますが、ゆくゆくは倶知安町(くっちゃんちょう)まで延びるようで、標識もまだ半分......。
途中、ヤマシメ番屋さんのカフェに寄れなかったことを思い出し、サービスエリアでおやつをいただきました。
札幌北ICで降り、給油して戻ったらギリギリ19時。
総行程約180km のんびり7時間ほどのおいしいツーリングを満喫しました。
【ルートその3:ヤマハ レンタルバイク札幌に戻る】
※余市インターチェンジに向かうため、国道5号線、余市の大浜中橋直後の信号を右に折れるのですが、すぐに踏切があるのでお気をつけください
【今回レンタルした店舗】
ヤマハ バイクレンタル札幌店
〒060-0031 北海道札幌市中央区北1条東7丁目10-35
TEL:011-211-1758
営業時間 10:00 ~19:00
定休日 毎週水曜日
札幌駅から南東に徒歩約15分。途中、時計台や大通公園など、プチ観光しながらお越しいただけます。
1階入り口から2階に上がってください。
フィッティングルームもありますので、レンタルしたウエア類の着替えも可能です。
ヤマハ バイクレンタル札幌店・スタッフ吉成さん談:
「札幌駅からアクセスがいいという立地もあって、数日間の北海道旅行のうち、1日をバイクで楽しみたいという方の利用が多いようです。天気によってスケジュールを前後したいという要望にも、レンタル車両の空き状況次第で、お応えしています」
「今回は短時間で、今の季節の北海道らしさを手軽に味わっていただけるコースとして"うに"をおすすめしましたが、レンタル日数やレンタル車両、出かけたい方面、やってみたいことなど、利用される方のご意向に合わせて、いろいろな提案が可能です。お気軽にお問い合わせください」
おいしそうな写真がたくさん!
「いつかは北海道ツーリング!」という気持ちがありながら、なかなか実現できませんでしたので、今回、バイクで北の大地を走ることができ、感無量でした!!!
次回は、北海道らしい雄大な大地を駆け抜けるどぉーー!