125ccでオトナの京滋巡り。ヤマハ バイクレンタル おすすめツーリングコース 琵琶湖・鞍馬編
2019年5月27日 近畿
こんにちは、ヤマハ発動機販売・井下田です。
ツーリングにうってつけの季節ですね。何度かご紹介させていただいている、ヤマハが運営するレンタルバイクサービス「ヤマハ バイクレンタル」。
「レンタルバイクって、スポーツバイクでしょ?」と思われる方も多いと思いますが、スポーツバイク以外にも50ccや125ccのスクーターもラインアップしているんですよ。
そこで今回、YSP長岡さんで、「TRICITY125」をレンタル。
4時間のレンタルなら、基本料金3,400円。8時間でも5,000円(いずれも税込)とかなりお手軽です。
YSP長岡さんの店内には、レンタル車両が並ぶ「レンタルコーナー」が設置されています。
免許証を見せて、クレジットカードで精算して、手続き完了。
ヘルメットにグローブ、ライディングジャケットと装具類も一式レンタル。
レンタル用の装具コーナーも設けられています。
納車前点検同様、ブレーキやタイヤに灯火器類など、日常点検で確認する一連の項目を目の前でチェックしてくれ
レンタルする車両に問題がなければサインして、即、出発。
「この時期、緑が美しい鞍馬方面に行かれるなら貴船神社まで足を伸ばすものいいと思います。川沿いの道は、本当にきれいです。
その帰りに黄色と黒のインターカラーのTZ350が展示された喫茶店『マックさんの家』さんに立ち寄られてはいかがですか? 京都のライダーには有名なところです。
そのほか、北大路通りの『グリル&コーヒー はせがわ』さんのハンバーグや、仏教大学近くの見た目は辛そうだけどおいしい『たんぽぽ』さんのラーメンは、おすすめです!
街中は結構混んでいますので、お気をつけて!」とYSP長岡の店長・森 正樹さんにたっぷり情報をいただいて、お店を後にしました。
【目的地その1:目指せ! 日本一の湖・琵琶湖】
今回、見知らぬ土地をツーリングするにあたり、新しい発見がありました。京都って意外に琵琶湖と近いんですね。地図を見て、ちょっと感動してしまったほどの近さ!
そこで日本で最大の面積と貯水量を誇る琵琶湖を見に行ってみよう! と軽い気持ちで出発しました。
YSP長岡・森店長の言葉通り、結構、道が混んでいました。信号も多い!
のろのろ進んではストップ&ゴーの街中走行が続きますが、フロント2輪の「トリシティ125」ならではの安定感の高い走りで快適です。
京都宇治線から国道1号へ。
大津に抜けるまで小一時間かかってしまいましたが
瀬田川大橋を渡って、琵琶湖の湖畔へ!
ウワァ?視界が抜けて風も気持ちがいいこと!
琵琶湖の東側を通る「さざなみ街道」を走ります。
対岸の景色も良く見えます。
湖畔沿いには休憩できる駐車場がいくつも点在していて
気軽にバイクを止めて休めました。
湖畔を走ること20kmほど。斜め左方向に見えてきました。琵琶湖大橋です。
あまりの風の気持ち良さに、ここのままずっと湖畔を走ってもいいなぁなんて思うものの、琵琶湖の周囲は約240km。日が暮れてしまいますので、橋を渡ることに。
ETCの表示があるのに、125ccでも通行できます。なんだか不思議な気分です。
125㏄以下のバイクの通行料はなんと10円!126cc以上のバイクは100円(ETCがついていたら80円)です。
琵琶湖の東側から西側へ。ほんの一部だけでしたが、日本一の琵琶湖を楽しみました。
【ルートその1:日本一の湖・琵琶湖】
■琵琶湖大橋
【目的地その2:鯖街道へ】
「そろそろお昼だなぁ」と思いながら走っていたところ、鯉のぼりが目に入り、「あれ? この辺って、鯖街道近いんじゃないか?」と思い立ち、京都と福井を結ぶ国道367号線を目指します。
鯖街道は、福井から京都に魚介類を運ぶためのルートで、主に鯖を運んでいたことから名付けられたのだそう。現在の国道27号や国道367号あたりの道を指すようです。
国道とはいえ、路面が荒れているところも少なくありません。
いきなり凹んだ路面にタイヤが取られることがありますが、
フロント2輪のトリシティは、段差などの衝撃をスムーズに吸収してくれるので、知らない道でも安心です。
ゆるいコーナーが続いていたので、リズムよく切り返して走ると気持ちのいいこと!
安曇川沿いを走ると、アマゴやイワナが釣れそうな雰囲気に、アングラーの血が騒ぎます。
途中の集落では、特徴的な三角屋根の民家を多く目にしました。走りにも気持ちにもゆとりが出て、周りの景色を楽しみながら走れます。
それにしても風薫る5月とはよく言ったもので、どこからともなくクチナシのようなジャスミンのような甘い香りが漂ってきました。
国道367号線を20km行かないくらいのところで、目に飛び込んできたのが鯖寿司「栃生梅竹(とちううめたけ)」さん!
『ツーリングマップル』にも掲載されているし、お腹もだいぶ減っていましたので、お邪魔しました。
極上、特選、炙り、元祖......と色々種類がありますし、1本、半分とサイズも選べます。日によって入ってくる鯖が異なるので、店先に並ぶものはそのときどき。また週末ともなると1時間くらい待つこともあるそうですよ。
「栃生梅竹」さんの鯖寿司は作り方が独特で、地域の食品小売業活性化を図る観点から、食品に関する豊富な知識に基づき、地域における食品小売業の模範的機能を果たしている店舗・事業者に贈られる「匠の店」にも認定されています。
店舗隣のイートインスペースで食べていくことができます。お会計を済ませて席についていると、できたてを用意してくれるのです。
嬉しいことに、お水とお茶が自由にいただけます。
せっかくなので、元祖焼き鯖寿司(半分)1,550円(税込)と
特上鯖寿司(半分)2,050円(税込)をいただきました。
炙ってある方は、火を通した脂が甘く、シメてある方は臭みがなくて酸味のバランスもよく、特上故の身の厚さも手伝って、ともに箸が止まりません!
家が近かったらお土産に買って帰るんですけどね?。
お腹も気持ちも満たされたので、YSP長岡・森店長にオススメいただいた鞍馬方面に向かいます。
【ルートその2:鯖街道へ】
■鯖寿司 栃生梅竹
滋賀県高島市朽木栃生275-1 TEL:0740-38-3297
【目的地その3:京都っぽい趣きを味わいたい】
来た道を戻る格好になりますが、国道367号線を南下。
今回は、大胆にも大原・三千院をスルーして西、静原方面へ向かいます。
鞍馬・貴船の京都府道38号を抜けて、貴船口へ。
YSP長岡・森店長が話していましたが、川の水気を含みしっとりした新緑の美しいこと!
貴船神社の周辺の道は細いので、バイクでよかった!
所定の駐車場にバイクを止めて少し散策します。
マイナスイオンの効果か、ものすごくリラックスした気持ちに。
そういえば食後のデザートがまだでした。
沿道のお店で抹茶ソフトクリームを発見! しかも通常350円(税込)が300円に。時々割引しているそうで、平日、運が良ければ300円でありつけるようです。ラッキー!
【ルート3:京都っぽい趣きを味わいたい】
■貴船神社方面
【目的地その4:YSP長岡に戻る】
十分リフレッシュできたので、そろそろお店に戻ります。
賀茂川沿いを南下し
だんだん交通量が増えてきました。
せっかくなので嵯峨方面を経由します。
観光地っぽい雰囲気!
修学旅行で来た記憶が......あるような、ないような。
少しくらい混んでいても、苦になりません。
そういえば、京都って川が多いですね。
夕方になり、交通量も増え、
乗り慣れない車両で疲れも出てくる頃ですが、クラッチ操作もなく安定感があるからか、全然へばってきません。
街中も、峠のコーナリングも結構楽しめて、トリシティ125の魅力に改めて気付かされた1日でした。
【ルートその4:YSP長岡に戻る】
ショップ近くのスタンドで給油します。
無事にYSP長岡さんに帰着!
外観と走行距離をチェックして、返却手続き終了。
125ccで総行程約160km・7時間ほどのショートツーリングを楽しみました。
【ルート全体】
■総行程約160km 約7時間
YSP長岡・森店長にオススメのお店を色々ご紹介いただいたのに、ほぼ行かず(笑)。
でも125ccならではの手軽で、少し大人っぽい雰囲気を味わうツーリングだったのではないかと思います。
【今回レンタルしたショップ】
YSP長岡
〒617-0814 京都府長岡京市今里北ノ町1-12 TEL:075-954-0389
左から店長の森 正樹さん、社長の森 正巳さん、メカニックの木村 学秋さんと山本 雅之さん。そして女性スタッフがあと2人いらっしゃいますが、「美容院に行っていないので、写真は恥ずかしい」と逃げられてしまいました。
YSP長岡 店長・森 正樹さん談:
「当店は地域密着型のショップです。お客さまお一人おひとりに親切丁寧に対応することを心がけており、一度当店のお客さまになっていただくと、お付き合いの長い方が多いですね。ですから、何かお客さまがお困りの時には、フットワーク良く、すぐにお伺いして対応しています」
森店長談:
「京都で唯一のヤマハ バイクレンタル取扱店ですので(2019年5月現在)、ヤマハ車をレンタルされたいお客さまは、お気軽にお越しください。お客さまとツーリングによく出かけているので、ショップ周辺のおすすめスポットなど、お客さまの意向に合わせて色々ご提案できますよ」
森店長談:
「こまめにツイッターで情報を流しているので、こちらもチェックしてくださいね!」
イベントの時など、写真が得意なメカニックの木村さんが、走行シーンを撮影し、お客さまにプレゼントしてくださるそうです。自分が走っている姿の写真ってなかなか持っていないから嬉しいですよね。
お客さまが描いてくださったという森社長の似顔絵ステッカー。社長におねだりするともらえるらしいですよ。